インカムゲイン(配当金)を得る
「株で儲ける」って、どういうことなの?いわゆる配当金?または株を売って儲けるってこと?
株式投資はその両方の側面がありますね。
・インカムゲイン(配当金による利益。定期的に得られます)
・キャピタルゲイン(株式の売却時に得られる利益。購入時の価格より値上がりした時を狙います)
どっちも欲しい。どっちもやりたい。このブログの投稿主はいちおう両者を実践しております。
今回は、インカムゲインの手段の一つとして取り入れているSPYDについて触れます。
SPYDって?SPYDのここだけおさえて!
SPYDとは何かというと、高配当の米国ETFです。
ETFって何よ。ETFとは、上場投資信託のことです。
上場投資信託って何よ。上場投資信託とは、金融商品取引所で取引される投資信託のことで、株価指数など特定の指標に連動すること目指した投資信託、うんぬん………
もうこのへんやめておきます。(というか、自分も100%わかっていません)
とりあえず、SPYDは
① 定期的に配当金が狙えて、
② 分散投資ができて、
③ 自分の決めたタイミングで売り買いができるもの
とだけおさえていただければ大丈夫かと思われます。
なんでSPYDをやっているの?なにがいいんだい?
そこまで大きなこだわりがあってSPYDを選んだわけではありませんが、しいて言えば、
① 分散投資ができる
② 勝手にリバランスしてくれる(配分を調整してくれる)
③ 配当金が高め
④ 売却益を狙える
という点が魅力的に思えます。
上記①から④において、赤色の③と④は、SPYDが他の高配当の米国ETFと比べると若干顕著だと思える点です。
③の配当金が高めという点について、詳細は以下のとおりです。(同じく高配当である米国ETFのHDVとVYMと比較します。利回りは2023年11月時点)
・SPYD……4.91%
・HDV……4.36%
・VYM……2.96%
HDVやVYMと比べて高めですね。
また、④の売却益についてですが、安く買って、高く売れば売却益を得られます(税金がかかりますが)。
こちらはHDVやVYMも同様のことが言えますが、SPYDはそれを狙いやすい側面があるのではないか。
なぜならば、HDVやVYMと比べると、SPYDは値動きが激しいから(=景気敏感株だから)です。
これはSPYDのデメリットでもあるところですが、景気敏感セクター(景気敏感の業種という理解でOK)が多く含まれるため、値動きが激しい。
しかし、これは裏を返すと、「安く書い、高く売る」というチャンスが増えるというものです。
とくに「○○ショック」のように、株価が暴落するタイミングを逃さず(SPYDの大底は22.33ドル)、また高騰したタイミング(現在の記録では44.96ドル)で売却できれば最高です。
そして超超超理想的なのは、「大底でしこたま買う。長期的に配当金をいただく。どこかの高騰タイミングで売る」
とかして、インカムもキャピタルもヒャッハー状態になれば最高です。(夢です。妄想です)
これだけはやめておこう。(自身の失敗と教訓)
あんた、いったいいくら分のSPYDを持っているのかって?
このブログを書いている12月8日時点で、
投資期間:1年7ヶ月
投資額元本:872,932円(4,684円の含み損)
配当金累計が34,262円
です。
配当金ちっさ!しかも含み損って(ブフーーwww!!)
この含み損は株価が高めのとき買っていたためなんですねー。
「お、配当金出てる。もっと配当金ほしいなあ。よっしゃ、どんどん買おう」みたいな。
バカでしたねー。このときの電車内でスマホで注文していた自分が腹立ちますねー。
そのときの株価も気にせず買うとこうなります。
ですから今は買いをストップ。こうなると投資元本も少ないので配当金も少ないままですが、とりあえず今はそれでいいと判断しています。
それはいいとして、自身の経験からお伝えしたいのは、
SPYDで定期的な積み立てはやめましょう
ということです。
毎月、定額積み立てて購入ということは、すなわちその時の株価を度外視するということ。
配当金のために早めに購入したいという気持ちもわかりますが、配当の利率は高くても5%いきません。しかし売却益はタイミングが良ければデカイ。そのデカイ額と同等の価値を配当金で得るには相当な時間がかかります。
どうせ暴落は来ます。
インカムとキャピタルの両方を狙いやすいSPYDなら、きちんと株価を見ながらの継続注文をする。
これが理想的と判断し、現在は購入をストップ。
投資はそれぞれのスタイルがありますが、自身の置かれた環境に合わせて、その中で「最大の利益を取るには」という観点でお互い頑張っていきましょう。
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