S&P 500で資産形成【投資】

投資

キャピタルゲインを得る

 「株で儲ける」という言葉。これを聞くと配当金を思い浮かべますが、今回はそっちではなく、

 「売却益」(=キャピタルゲイン)の方の儲け方の記載となります。

 念の為もう一度載せると……

 ・インカムゲイン(配当金による利益。定期的に得られます

 ・キャピタルゲイン(株式の売却時に得られる利益。購入時の価格より値上がりした時を狙います。)

 の二通りでしたね。

 自身はキャピタルゲイン狙いとして、投資信託で「S&P 500」に投資をしておりますので、そちらもからめて説明してまいります。

「投資信託」って?「S&P 500」って?

 投資信託投資信託は、多数の投資家から販売会社を通じて拠出された資金を、運用会社に属する資産運用の専門家が、株式や債券、金融派生商品などの金融資産、あるいは……、はい難しいので一言でかたづけると、「専門家に運用を任せる」です。(任せるわけですから購入時手数料や信託報酬などの費用がかかりますが、微々たるレベルです

 S&P 500S&P 500、スタンダード・アンド・プアーズ500種指数とは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数である。本名称は情報の商品名であり、同社の登録商標である……、とりあえずアメリカのいろんな企業に分散して投資できます。

 つまり、上記二つを合わせて投資するということは、

 (ちょこっとの手数料的なものを払って)専門家に株の運用を任せ、アメリカのイケてる企業500社に投資するというイメージで結構です。(自分も100%理解しておりません)

 多分、このS&P 500ですが、投資家界隈では知らない人は100%居ないんじゃないかくらいの超がつくほどの有名人的存在です。それにはそれなりのメリットがあるわけで、

 ためしに、「S&P500 利回り」でググってみましたが、

 1982年〜2022年(40年間)の利回り→年率に直すと約6%

 2012年〜2021年(10年間)の利回り→年率に直すと約14.7%

 と、すごい成績です。

 年率14.7%ってことは、100万円分保有していたら一年で114万7千円になっていた、ってことですから。(もちろん利益確定して売却したらマイナス20%の罰金=金融所得課税がありますが)

 投資の神様と言われる、ウォーレンバフェットさん(バークシャーハサウェイ社のCEO)も、ご自身の遺言では

 (自分の死後は)資産の90%はS&P500に投じよ

 とあるそうです。

 もはやこの遺言、21世紀の格言になりつつあるんじゃ……。

S&P 500はライオン先生の推しで、日本中に一気に名を馳せましたね。チャンネル登録250万人の影響力はすさまじいはずです。

遠い将来、複利の効果で、大幅のリターンを

 この、「投資信託・S&P500」という投資のスタイルですが、キーワードは、

 「長期保有」、「複利」、「売却益」です。

 大事なので、もう一回だけ言わせてください!

 「長期保有」、「複利」、「売却益」

 この点を詳しく言うと以下の通りとなります。

 ちなみに自身は、このS&P 500を、「楽天証券」という窓口にて、「eMAXIS Slim 米国株式」というファンドで積み立て購入しております(つみたてNISA枠です)。

 たとえば……

 ・100万円購入(保有だけし、追加購入しない)

 ・年利6%で運用

 ・1年で106万円分になる(100万円×1.06)

 ・その翌年は106万円に対して、さらに1.06倍の112.3万円に

 ・これを30年間続けると、100万円に1.06の30乗をかけて574.3万円に

 まさに、「時間を味方につける投資」というやつで、その威力は遠い将来に確認することができます。

 30年後に利益確定して売却をした際は、差額の474.3万円の恩恵を受けるわけですが、これがNISA枠(非課税の口座)での運用だと、約20%の金融所得課税も回避です。(NISAについては別途記事を上げる予定です)

 (30年も保有していたら必ず暴落の一回や二回はあるでしょう。しかし、そんなのカンケーねーでひたすら保有です。どうせ暴落は来ます。そして株価は1〜2年で回復しています)

株をやっている人特有の、チャートを見てニンマリの様子。たった数百円でもうれしくなるものですね。

よし、お前の資産を見せろ

 はい、今回も例外なく、自身の恥ずかしい部分をネット上に公開します。

 さきほども申したように、「楽天証券」、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、「つみたてNISA」で購入しております。

 購入期間:2年5ヶ月

 投資元本:103.3万円

 資産額:124万円(20.7万円の含み益・利回り20.05%)

 となっております。

 これ、つみたてNISAが満額でも月々約3.3万円までとなっているので、一気にドーンと投資できないんですよね。

 たとえば、2年5ヶ月前の投資初月に、いきなり100万円でもぶっ込んでいたらおそらく(というより当然)利回りはもっと高いと思われます。

 (ただ、そんなお悩みの声を聞いてのことか、「新NISA」なるものの誕生のニュースが出て久しいですね。)

 まさに、投資初心者がまずはじめにやるべき投資です。

 絶対に失敗しない投資はありません。まず、「投資」(株は本来「投資」ではなく「投機」なのですが)という言葉は、「リスク承知でリターン取りに行く」を意味しているので、

 「100%ダイジョーブ!!」

 なんてことはありません。(だから、ぜーっっったいに「元本保証」なんて言葉があったら信じないでください

 ただ、私個人的にはですが、「このような合理的な投資を利用しない」ということも、それ自体がリスクと思えてしまうんですね(もちろん個人の生活や経済事情にもよります)

 自身としては、例の如く、

「あーーーーーーー、10年早くやっていれば。何やってんだよ30代の俺は」

 の感想ですね、はい。

 みなさんも、「時間を味方につける投資」は、人生の早い時期にされてください。

 

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