天下の悪税、消費税を下げられる(実質)
消費税、高すぎる……。「デフレのときは政府は減税や公共投資などを行い、市場に出回るお金が増えるように……etc」とか、社会の教科書に書いていませんでしたっけ…。なるほど、じゃあ、消費税率10%の日本は今は好景気の絶好調なんだね!(大卒初任給が約30年前から変わっていませんが)
というふうに、アホ行政のせいで自身を含めた世の消費者が喘いでいますが、無策で日々を過ごすわけにはいきません。そこで今回は「ポイント」です。
Tポイント、Dポイント、楽天ポイント、数え上げればキリがないポイントですが、これらを活用すれば「10%」という鬼畜な税率の消費税にいくらかは対抗できます(というか、この悪税、いつまで続くの?)
極端な例ですが、10%の消費税というひどい環境でも、ポイントをうまく活用した買い物をすれば、極端な話、実質その消費にかかる税率を4.5%にまで下げることも可能です。たった5.5%の差ですが、10,000円の買い物のたびに550円をもらえるわけですよ。消費のたびにこれと同類のことが起き、知らぬうちに5,000ポイントとか貯まっていたらこんなうれしいことはないですよね。
事例紹介(ウエルシア+楽天ペイ)
たとえばですが、ウエルシア薬局ってありますよね。(「ウェルシア」ではなく、「ウエルシア」と読むんですね)。ざっと調べた感じでは、首都圏を中心に全国には展開しているようです。
このウエルシア薬局で貯まるポイントに関しての要点を挙げると、
①「Tポイント」と「WAONポイント」の両方を貯めることができる。
② 毎週月曜日にポイントが2倍になる(曜日は地域によりけりのようです)
③ 毎月20日にはポイントを1.5倍に膨らませて使える(最低200ポイントから。200ポイントの倍数で利用可能)
また、そこに「楽天キャッシュ」という支払い方法を織り交ぜます。楽天キャッシュは、楽天ペイ(決済アプリ)内で、楽天ポイントをお金で買うイメージなのですが、
④ 楽天キャッシュ利用で還元率1.5%
となります。
とくに、うれしいのは①と②の組み合わせ。月曜日にウエルシア薬局で買い物をすると、TポイントもWAONポイントも、両方2倍で貯まるんです。「え?これいいの?」とか思ってしまいます。
そしてウエルシア薬局は支払いに④の楽天ペイが使えます。
たとえば、一週間の生活必需品でだいたい2,500円(税抜き)くらい使うのですが、なるべくその2,500円を月曜日にウエルシアで使うようにしています。
すると、TポイントとWAONポイントが毎回4%という還元率で翌日100ポイントの加算となります。
そして楽天キャッシュ利用で、利用金額に対して翌日に1%還元されます(楽天キャッシュをチャージするときに、チャージ分に対して0.5ポイント還元されます。実質還元率が1.5%となります)。
①、②、④により、実質毎週の生活必需品で125ポイントが翌日に還元されます(計算を簡素化するために、今回楽天キャッシュチャージの0.5%は省きます)。これが1ヶ月4週間で500ポイント(Tポイント400ポイント+楽天ポイント100ポイント)
さらに③ですが、2ヶ月で貯まるTポイント800ポイントをどこかの月の20日に使えば、1,200ポイントとして利用でき、なんだかその日はタダで贅沢できる気分となります(貧乏くさいですが)。
「ポイント目的」にはなってはいけない
こうなると、目が「P」マークとなってしまい(ポイントしか見えません状態)、本来の趣旨とはかけはなれた行動をおこしがちです。
たとえばですが、
・近くに安い店があるのに、ポイント欲しさにポイント還元のある店で買う(現金の無駄遣い)
・ポイント欲しさに無駄にアプリのダウンロードや、クレジットカード作りをする(時間やエネルギーの無駄遣い)
などが、ありがちな例ではないでしょうか。(気持ちはよーくわかります)
しかし、ポイントが、「キャッシュ(金)、時間、エネルギー」の上位に来て本末転倒。
「どうしても発生する出費に、自動的にポイントが発生する仕掛をするだけ」ということですね。
上記に挙げたウエルシアでの買い物もそうですが、毎月の出費となる固定費なども還元率の高いクレジットカードに紐づける、または現金でなければならない理由がないのならなるべくポイント還元のある決済方法にするなど工夫をすれば、ポイントを生活の糧の一部にしていけるようになります。
ポイントとうまく付き合い、消費税廃止の日が来るのを祈り続けましょう(とりあえずデフレ脱却までは消費税廃止しやがれ!)。
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