日本人のおよそ10人に1人
1,259万人。これはJRE Point会員数だそうです(2022年3月末時点)。ということはおよそ日本人の約1割がこのポイントを利用しているということですね。
もはや、無視できないレベルまで来ている感がありますね、このポイント。
鉄道の利用で、Suicaによる買い物で、VIEWカード(JR東日本グループのクレジットカード)の利用でなどで貯まるJREポイント。鉄道は生活に密着したインフラですし、Suicaでの決済はJRに関わらずいろいろな場所で可能ですから、こちらは「え、知らない間にこんなに貯まってた?」という状態にしたいものですね。
今回はこのJREポイントについて扱っていこうと思います。
モバイルSuicaの還元率の威力
駅の自動改札を通るときに、カードタイプのSuica(Suicaカードと呼ぶそうです)と、モバイルSuica(スマホ内臓型のSuica)のどちらかを利用する光景を見かけますよね(切符の方もいらっしゃると思われますが)。ただ改札を通過するだけであれば、両者の使い勝手はそこまで大差がありませんが、ポイント還元率で考えると大きな差があります。
以下に例をいくつか示してみます。
① 在来線の利用
「Suicaカード:モバイルSuica=1:4」です。
Suicaカードは200円につき1ポイントであるのに対し、モバイルSuicaは50円につき1ポイント。
東京〜大宮間で運賃は580円ですが、カードタイプのSuicaを利用した場合に貯まるポイントは2ポイント(400円分は反映されますが、180円分は切り捨て)。しかし、モバイルSuicaであれば、11ポイントいただけます。たとえば、週2回の休日に在来線を利用することが多い方は、長期的にはポイントに大きな差がでそうですね。
② 定期券購入の場合
「Suicaカード:モバイルSuica=1:4」※ VIEWカードの利用で「1:12」まで変わります
東京〜大宮間の定期代は16,610円です。モバイルSuicaでの購入であれば、332円いただけます。
③ その他
グリーン券購入は1:4の比率、Suicaへのチャージは1:3の比率となります。(ただし、グリーン券購入はVIEWカード利用で1:20まで変動します。また、SuicaへのチャージはVIEWカードでの決済が条件)
JREポイントとの付き合い方
別のトピック(【貯蓄】ポイント①)でも書きましたが、ポイント目的になっては本末転倒となります。
VIEWカードを作るのも、「クレジットカードをもう一個作ろうと思っていたし、どうせつくるならVIEWにしようかしら」程度ならいいのですが、
たとえばクレジットカードをすでに数枚持っていて、そこにJREポイント目当てでさらにVIEWカードを追加というのは、目的に反しますし、煩わしい思いをしそうです。(このブログも、特段VIEWカードを勧めているわけではありません。記事を書いていて「いいカードやんけ」とは思いましたが)
どうせ乗る電車、どうせ購入する定期券に対して、決済方法をモバイルSuicaにする。その結果、気がついたらポイントが貯まっていた。こういうのが望ましい形だと思います。
ちなみに自身は上記のナンバリングでいうと、①と②でモバイルSuicaのお世話になっております。また、③に関してですがVIEWカードは持ち合わせておらず、楽天カードと紐づけているため、1%の還元をいただいています。
(どうでもいいのですが、自身はモバイルSuicaへのチャージも4%還元をいただけていると勝手に思い込んでいましたが、VIEWカード紐付けではないため、その資格なしと、このブログを書いていて自覚できました。これもブログを書く上での副次的効果か)
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